小鳥の産卵防止方法の一例
1:巣(箱)および巣作りの刺激を与えない。
巣(箱)およびそれに変わるものを与えない。
※大きな餌入れや、洋服のポケットや空き箱、引き出し等 ・暗がりや狭い場所に行かせない。
巣箱の中に居る気になってしまう。
・かごの床に敷いた紙などを細かく裂いたり、下にもぐったりしているなら敷くのをやめる。
巣作り行動になって発情する。
2:交尾の刺激を与えない。
・背中や頭、首の後ろ等をくすぐらない。
・顔を近づけてささやき返さない。
3:好奇心を他に向かせる。
・ラジオを聞かせたり外の風景を見せたりする。
・おもちゃなどを入れて気を紛らわせる。
鏡など自分の姿が映るものが付いたおもちゃは逆効果。
4:暗い時間を10時間以上にする。
・日照時間が長くなって行く時期に発情が始まる。
・ただし、ずっと薄暗い時間が続くと巣箱の中にいる状態と変わらないので、発情する。
明暗のメリハリはきちんとつけるようにする。
5:産卵した卵は、無精卵・有精卵に拘らず取り上げない。
取り上げると、産み続けることになる。
産卵し終わって一週間くらい抱卵させてからまとめて取り上げる。
ただし割れた卵はすぐ片付ける。
小鳥屋さんで売っている擬卵と置き換えることもいい方法である。
4に関しては、本や文献、獣医師によって意見が分かれるところですが、私が飼っていたオカメインコは、明るい時間が19時間くらい3日連続で産卵を始めた。
厳密に日照時間を管理した訳では無いが、暗い時間を長くしたらそれ以来発情、産卵が数年間見られなかった。
うちの子だけに適応した方法かも知れませんが、紹介しておきます。
うちの籠入り娘(オカメインコ)4羽は、この方法で管理できていました。