いざショップに
一般的に良いショップと言われているお店は、清潔で店員さんが明るく、どんな質問にも答えてくれる動物に詳しいお店。
ネットや本、口コミで情報を得たら、必ず自分の目で確かめましょう。通販やネットオークションより自分の目で選んだほうが愛着もひとしお。
トラブルも少ないかと思います。お店に着いたら、まず店内探検をしましょう。
●いろいろなグッズや食事の品揃えをみましょう。
スーパーなどに置いてある物が多い、それとも専門性の高い品が多い?
●置いてある品物について、詳しい説明をしてくれる。
●置いてある動物をすべて観ましょう。(下記項目をご参考ください)
・床敷きは綺麗か
・トイレは掃除されているか
・餌は、適切な物が入っているか
・お水は十分入っているか
・肥満の子はいないか
・やせすぎている子はいないか
・怪我、脱毛している子はいないか ・元気の無い子がいないか
・飼育密度が異常に高くないか
・熱帯魚などの水槽に死んでいる個体をそのままにしていないか
・水槽が綺麗かどうか
※上記は、あくまでも参考です。
●店員さんが、自分のほしい動物について詳しい説明をしてくれる。
●店員さんと気が合う。
大体以上のことをチェックしてみて、自分が気に入ればいい店だと思います。
衛生管理もよく、店員さんの知識レベルも高く好印象なお店でも、生き物なので、病気を隠し持っていることはあります。
獣医師は、ショップの管理が悪いとよく一括りにしますが、私の個人的な印象では、ブリーダーや仲買業者のほうが汚染源になっていることが多い様です。
6:4か7:3でブリーダー側のほうが健康管理、衛生管理に無頓着な方が多いような印象があります。
明らかにどうかなというショップもありますが。
もちろんごく一部の方達だけの話ですが。最近は法律改正などで厳しくなっているので、良いブリーダーさん良いショップさんが殆どです。
残念ながら購入した動物に病気が見つかった場合、たとえ故意でなくとも病気の子を販売したのだから、購入者が直接ショップにクレームを付けたいと思うのは当たり前のことですが、お店に怒鳴り込む前に少し冷静になってください。
販売前に病気に気が付く事のほうが少ないです。
実情として、動物病院の診察費が高く症状の出ていない個体全部に検査を行うのが難しいのと、連れていく時間や人手の問題もあります。
そんななかで皆さん頑張って経営されています。
目をつぶれとは言いませんが、感情的にならずその子にとって一番いいと思われることを皆で一緒に考えましょう。
また、明らかな飼い主側の非常識なクレームも増えています。
クレーマーにならないようにしましょう。